【イベントレポート】お天気講座in守屋山

イベント

こんにちは、シュンペイです。
5/9(土)に気象予報士の林真哉さん(まーくん)を講師に招いて、守屋山にてお天気講座を開催しました!

今回は新緑の守屋山をハイキングしながら天気図の読み方の基本を学び、山頂から見える雲とその時の天気図を見比べて考察するという内容です。

講師のまーくんは気象予報士の資格を持ち、山の気象予報士として全国各地で講習を開いています。さらに山の天気予報でおなじみの「ヤマテン」の公式アンバサダーとしても活躍しています。


軽く自己紹介をして杖突峠をスタート。イベントではコースタイム以上に時間を掛けてとてもゆっくり歩きます。
登山道にはお花が咲き、目を楽しませてくれました。

途中休憩した水呑場では、「彩雲」と呼ばれる雲が虹色に光る気象現象を確認できました。
休憩の合間や、歩きながらまーくんのお天気に関する講座に耳を傾けます。「高気圧・低気圧とは」「雲が発生するメカニズム」「なぜ風が吹くのか」「なぜ夏山は午後に雨が降るのか」などなど、基本的なところからわかりやすく教えていただきました。時にクイズ形式もあり、体も脳もフル回転!
山の予報だと思っていたサイトは実は山の天気予報ではない…!?そんなお話まで。

鮮やかな彩雲。観察時は太陽を直視しないように注意!

程なくして山頂に着くと土曜日ということもあり多くの人で賑わっていました。この日のお天気は晴れときどき曇り。通常、山では快晴のほうが良いと思うことのほうが一般的かもしれませんが、今日の我々は雲が沢山ある方が嬉しいのです。雲と一口に言ってもかなりの種類があるので、今回は十種雲形と呼ばれる基本の10個を探すことに。
まさに絶好の観天望気日和で、巻層雲や層積雲、積雲など様々な雲を観察することができました。

南アルプス方面はうねのような「層積雲」、更に奥には「巻層雲」

お昼の時間は天気図の解説をしていただきました。この日の天気図から、風向きは日本海側から風が吹いてくると読み取れ、実際に北アルプス方面を見てみると…

イベント日朝の実況天気図(出典:気象庁ホームページ)

見事に北アルプスの山々が雲をせき止めていました。今日はアルプスの中でも特に日本海に近い立山・劔エリアは荒れているそうです。天気図と聞くと少し難しいイメージがありますが、実際にフィールドで説明を受けながら風を感じて、空を観察するととても納得が行きます。
ざっくりでも天気図が読めればコンディションの良いエリアのあてが付けられますし、風向きが分かれば、地図を見て休憩はどこで取るべきかあらかじめ見当を付けることもできます。

座学と実地を同時に行います。

更には過去に気象遭難が起きた際の天気図を元に、「疑似好天」といった一歩踏み込んだ内容も学びました。特に荒れれば真冬と同じ環境になるゴールデンウイーク周辺、山に行くためには天気に関する知識をしっかり持って計画を練るべきだと改めて感じました。
その後も下山まで、台風や雷に関する疑問などなど、様々な質問をしながら楽しみました。

今回のお天気講座は超初歩的な内容でしたが、それでも頭がパンパンになる程の学びがあり、天気図や雲に親しみ持つことができる内容でした。なにより、空や雲を観察する面白さを知ったことで、これからの山歩きがもっと豊かになりそうです。雲がある空のほうが面白い!笑

天気図や観天望気を学ぶことで、リスクを減らして空を見る楽しみが増える。なんと素晴らしいことでしょう。

今後も開催していきますので、ぜひご参加お待ちしております!

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