【入荷案内】Terra Nova | Solar Storm 2

製品情報・入荷案内

イギリスのブランド「Terra Nova」より、今シーズン新作のテント「Solar Storm 2」が入荷しました。

「Solar Storm 2」はTerra Nova定番のSolar Photon 2をベースに、テント後部のポールを二又にすることで完全自立式へと進化したモデルです。特筆すべきはダブルウォールながらカタログ値で最小重量870gという軽さ。軽量コンパクトで、より設営場所を選ばないテントです。

Terra Nova(テラノヴァ)
イギリスの自然豊かなダービーシャー地方で育まれたアウトドアブランド。雨が多く湿度の高いイギリスの気候の中で開発されたプロダクトは、日本の環境でも活躍します。

サイズ

前から後ろにかけて幅が小さくなるテーパードシェイプが特徴的で、テント内で寝転がった時にスペースを要する上半身部分は広く、さほどスペースを要さない足元は狭くすることで軽量化を図っています。また、前室が前方に伸びた流線型で風を受け流し、耐風性を高めています。

素材

・フライシート:15Dシルナイロンリップストップ(両面シリコンコーティング),C0撥水,耐水圧2,000mm
・インナー:15Dリサイクルナイロンリップストップ,C0撥水
・フロア:15Dシルナイロンリップストップ(両面シリコンコーティング),C0撥水,耐水圧2,000mm

極薄の生地にテラノヴァのこだわりである両面シリコンコーティングを施し、PUコーティングよりも引き裂き強度が高められています。またシリコンコーティングは加水分解でコーティングがベタベタになってしまうという経年劣化が起きにくいです。

なお、フライシートのシームの防水処理はユーザー自身で行う必要があります。試し張りのついでに済ませてしまいましょう。
<オススメのシーム防水処理材>
GEARAID | シームグリップ+ SILシリコンシーラント

・ポール:DAC Featherlite NSL 8.7mm

重量(実測値)

・フライシート+ガイライン:320g
・インナー:281g
・ポール:276g
合計:877g

ダブルウォールかつ2人用では驚異的な軽さを誇っています。

ディティール

入口はダブルジップで、たくし上げて固定するためのトグルが付いています。ジッパーからの水の侵入を防ぐフラップは上半分まで。インナーメッシュもダブルジップ仕様で換気や外の様子を伺う際に便利です。

入口上部にはベンチレーション。庇に芯が入っています。入口ファスナー上部と庇が被っているので、悪天候時でも換気や外の様子を伺いやすい構造です。

室内のサイズは実測で全長が210cm、幅は入口側120cm、足元側75cmです。172cmの店主がソロで横になっても余裕があります。2人だと荷物のことを考えると多少窮屈。前室が広いので、不要な荷物は防水のスタッフサック入れて前室に置くのがオススメ。

室内実測値(多少の誤差はご勘弁ください)

吊り下げ式ということもあり天井は少し低め。天井が最も高い場所に座るとギリギリ頭が当たらないくらいです。

入口左右には小さなメッシュポケットがついています。天井には一箇所ループがあり、物干しは厳しいですがヘッドライト等をぶら下げることができます。

足元のベンチレーション。マジックテープが付いていて土砂降り時など泥はねが気になる場合は閉めることが可能です。前後のベンチレーションにより換気がスムーズにでき、室内の結露を防ぎます。

前室は広く、靴を置いてもまだまだ余裕があります。

設営方法

基本の設営手順は①インナーを展開、②ポールを組み立て、③インナー4隅のハトメにポールを嵌める、④インナーのフックをポールに引っ掛ける、⑤フライシートを掛けて4隅のハトメにポールを嵌める、⑥ペグダウン

試しに店主が初見で説明書を読みながら組み立てたところ、約5分でした。慣れればペグダウンまで含めて4〜5分以内といったところでしょうか。ペグダウンは全部で14箇所。

インナー、フライシート共に4隅のハトメにポールを嵌め込む。

吊り下げ式のインナーのため、極薄の素材を使ったテントでありがちな、「ポールをスリーブに通す際に突き破ってしまう」といったリスクがなく、初めての方でも設営しやすいです。また、雨天時の撤収では先にインナーを仕舞うこともできます。

フライシートはひと工夫することで単体でも設営することができ、実測596gのフロアレスシェルターとしても使えます。
※ポールが広がらないよう細引き等で連結する

収納サイズ

テント、ポール、ペグがまとめて収納できる付属のスタッフバッグに仕舞った寸法は約40cm。ゆとりがあるので仕舞いやすく、グランドシート等も入れることができます。

収納はきっちり畳んで仕舞うのが勿論ベストですが、シルナイロンはツルツルしているので畳まずともスタッフバッグにガシガシと突っ込んでいけます。悪天候時、畳めない時やすぐに撤収したい時は非常に助かります。

極薄の生地なのでコンプレッションすることでかなりコンパクトになります。(実際はもう少しコンプレッションできます。)

個人的にこの収納性の良さは、軽さ以上に素晴らしい点だと思います。まだ暗い中歩き始める際、撤収時にまだ寝ている周囲の方に迷惑を掛けないか気になることがありますが、サッと仕舞って出発できます。また、バックパックのフロントポケットに入れて、天気が良ければ休憩の度に取り出して乾かす、といったことが気軽にできます。
設営・撤収が素早くできるということは、体を休めたり動いたりという次の行動がすぐに行えるので、体を冷やすというリスクの低減にも繋がります。

付属品

付属品はポール、リペアパイプ、ポール用スタッフサック、入口側ポール中間部用ガイライン2本(他のガイラインはあらかじめテントに付けてあります。)、アルミペグ12本(5.6g)、ペグ用スタッフサックです。

価格

価格は¥69,300。
このスペックで昨今の物価高を考えるとかなり頑張っている値段です。近頃は所謂3シーズンと呼ばれる春から秋の期間が長くなってきていますから、早めに手に入れていっぱいテント泊に行きましょう。笑

総括

居住性や快適性と軽さやコンパクトさを高いバランスで両立したSolar Storm 2。設営も簡単で、初めてテントを買う方でも戸惑うことなく使うことができるでしょう。

ただし軽量さゆえにそれなりにデリケートであることは理解する必要があります。八ヶ岳や奥秩父といった、テント場が樹林帯にあるようなエリアではベストチョイスです。アルプスの稜線上で張る場合は、風を考慮したテントの向きや、ハイマツなど遮蔽物の利用、ペグダウンを正しく行うといった基本は必ず押さえる必要があります。そこを理解して使いこなせば強い味方となるでしょう。

すでに山岳用テントをお持ちの方で軽量化を図りたい方には特にオススメです。初めてのテントを検討している方も詳しくレクチャーいたしますので、お気軽にご相談ください!

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