【雑録】冬場の手袋のお悩み

雑録

こんにちは。チカです。

この時期はお客様とお話していると、よく冬の手袋のお悩みが話題に上がります。
手袋の選び方って本当に難しい…。でも結局のところ試行錯誤を繰り返して自分の最適解を見つけるしか方法はないと思っています。

私の経験上、一番怖いのが凍傷になること。原因はいくつかありますが、大きくは①指をグローブの外に出して冷やしてしまうこと②汗や雪などで濡れて手袋が冷えてしまうことが挙げられます。この2つは絶対に回避するように心がけています。

最近は山行の記録用にさっとスマートフォンで撮影をすることもありますよね。おそらく皆さんもだと思いますが、冬のグローブってスマートフォンをタッチしづらいのがけっこうもどかしくて、グローブを外したくなるんですよね。そこでぜひ心がけてほしいのが「冬はタッチペンを持ち歩くこと」。タッチペンにも色々と種類がありますが、金属繊維が先端に使われたタイプが寒い中でも効きやすいと思います。お近くの家電量販店などで探してみてください。我々は普段iphoneを使用していますが、地図の拡大縮小もカメラのズームもタッチペンで操作できます。(詳しい操作方法は端末ごとお調べください。iphoneであれば店頭でお伝えできます!)

濡れに関しては、汗をかかないようにするというのは私の汗っかきな体質上結構難しくて、必ずインナーグローブとオーバーグローブの替えを持っていき、泊まりの場合は小屋ではストーブ、テン泊ではシュラフの中で体温で乾かすことを徹底しています。
あとは「VBL(Vaper Barrier Linear/ベイパーバリアライナー)を使用する方法で保温しています。手汗でインナーが濡れることを防ぎつつ、保温力を維持するという方法ですが、手のムレが不快というデメリットもあるので万人にオススメできる手段ではありません。笑 私の普段の雪山グローブのレイヤリングは肌の上にニトリル手袋をはめて、その上に中厚手のウールのグローブをはめて、外側に防水の薄手のシェルグローブをはめています。ニトリル手袋がVBLということですね。このときの注意点として、”絶対に外ではニトリル手袋を外さない”こと。外でニトリル手袋を外してしまうと、気化熱で急激に冷えて凍傷になるリスクが大幅に高まります。慣れないと汗の湿り感が気になってしまうかもしれませんが、小屋や車など暖かい場所で手を乾かせる環境にたどり着くまでは絶対にニトリル手袋は外しません。

※VBLの詳しい解説は以下の記事を読んでみてください。
https://tozan-medical.com/vbl

他にも温かい血流を末端に送ってあげることが指先の冷えや凍傷の予防になります。腕をぐるぐる思い切り回したり、一人ボクシング(片方の手を握ってもう片方の手のひらに握った手の甲側を思い切りぶつける方法)も結構指先の冷えに効きます。凍傷までいかなくても、普段から指先が冷えて仕方ない、という方にはぜひ試してほしいです。

あとは、基本ですがグローブをはめたまま靴紐を結んだり、アイゼンをつける練習も大切です。特にアイゼンは靴を履いたあと、小屋の外ではめるのがマナーですので、その時に素手で冷えたアイゼンを触ってしまったら大変なことになりかねません。シーズン初めの前に、道具の確認も踏まえて家で靴やアイゼンを一度装着してみましょう。

グローブの選び方については、過去ご紹介した以下の記事を参考にしてみてください!

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