こんにちは。シュンペイです。
ブログを移設し、記事が書きやすくなったので登山以外のことも思いつきで書いてみようと思います。
先日のお休みはとある用事で店主の故郷、新潟は上越に行ってきました。
道路が混む時間を避けて早朝に茅野を出発し、大町から国道148号をひた走り、白馬、小谷を超えて糸魚川へ。国道148号は信号も少なく快適な道です。まずはこの日の第一目的地である「フォッサマグナミュージアム」へ。
フォッサマグナミュージアム

糸魚川と言えば「ヒスイ」の産地として知られています。この博物館はそんなヒスイをメインテーマとして、フォッサマグナや岩石・鉱物といった地質に関することを学ぶことができます。


入口を入るとまずはいろんなヒスイが展示してあります。ヒスイに関する解説はもちろん、触って体感するコーナーがあったりなかなかのボリューム。
進んでいくと地球の誕生にまで遡るさらに壮大なスケール感の展示があり、地質による岩石の違いや日本列島やフォッサマグナの成り立ちを学べます。


化石もものすごい数が展示してあり、更に第6展示室の岩石コレクションは圧巻です。


フォッサマグナミュージアム自体は恐らく小学生の時に来たことがあったのですが、改めて大人になってから来ると勉強になり面白いですね。じっくりと見ていたら2時間が経過していました。
ミュージアムを後にして海岸でヒスイを探し(暑すぎて10分で退散)、ご飯を求めて道の駅「マリンドリーム能生」へ。
カニをその場で食べれるお店がズラッと並んでいて、客引きの勢いもあり心がグラッと揺れましたが目的の浜焼きを注文。せっかくなので気持ちばかりのカニでカニメシとカニグラタンのセット、妻は牡蠣を食べてました。(ちょっと足りなかったので中のレストランで更に岩のりラーメンも食べました。)

その後は海沿いをひた走り上越市へ。あいにく雨が降ってきてしまい、高田の町並みを車から眺め、懐かしみながら目的地へ行きました。
米山へ
翌日は朝イチで米山へ。米山は上越市と柏崎市の間に位置する標高992mの山です。一面に田園地帯が広がる頸城平野の奥に聳え、ピラミダルな山容が特徴的。米山という名前は、泰澄大師の弟子・沙弥が海を渡る強欲な船主から米俵を五輪山(今の米山)に向けて飛ばしたという伝説に由来するそう。1
店主は妙高山と南葉山、そして米山を見て育ったと言っても過言ではありません。

8時過ぎに登山口に到着。今回は最も短いコースの水野林道登山口から登りました。
スタート直後から急な階段が始まり、蒸し暑さと相まって汗だくになります。

しばらく急登を登ると傾斜が緩み、ブナの森に出ます。尾根上に出ると風が吹き、美しい森の雰囲気と相まって爽やかな気持ちになります。そこからしばらくして掘れた登山道を進むと山頂です。


ハイペースで登り、登山口から40分ほどで山頂に到着。眼下には柿崎方面と日本海が広がります。あいにく視界はそれほど良くなく遠くは見えませんでしたが、開放感があり気持ちの良い山頂です。


2段構えの山頂の一段下には立派な小屋があり、中も綺麗に清掃されています。来訪者ノートには上越近辺の方が多く、地元の人に愛されていることが分かります。



怪しい色の雲が近づいていたのでそそくさと下山を開始しました。やはり樹林帯に入ると蒸し暑く、下りでも汗が吹き出してきます。下山後はしばらくクールダウンした後にゆったりの郷にて汗を流して、お昼ごはんに上越家でラーメンを食べて帰宅の途につきました。

時間があれば下道派の我々は道の駅を巡りつつ上田経由で茅野へ帰りました。途中上田の富士アイスに立ち寄り。諏訪にもあるのでお近くを通りの際にはぜひ!

そんなこんなでグルメと山を楽しんだ休日でした。