皆さま明けましておめでとうございます。シュンペイです。お正月はいかがお過ごしでしょうか?
我々は、実家でのんびり年越ししたのち、1/2に阿弥陀岳に行ってきました。

まだ暗い中、赤岳山荘の駐車場を5:15に出発。10日前にコラボMARSで歩いた時はあまり雪がなかった南沢は、出だしから雪が積もっていて歩きやすくなっていました。黙々と歩き続けて2時間弱で行者小屋に到着。


行者小屋は年末年始に小屋泊やテント泊をされた方や、これから赤岳や阿弥陀岳を目指すパーティーで賑わっていました。小屋前のベンチで休憩しつつ、アイゼンやハーネス等を準備します。気温は小屋の温度計で-13℃。みるみるうちに末端が冷たくなってきます。

文三郎尾根に続く道を少し進んで阿弥陀岳方面へ分岐し、右手の尾根に乗り上げます。


トレースはバッチリ付いていましたが、トレーニングも兼ねてジャンクションピークに向けて急斜面をラッセル。乾いたサラサラの雪を崩しながら足場を固めて登っていきます。


ジャンクションピークの少し先で尾根に上がりました。横岳や硫黄岳の展望を背にしてあとはひたすら尾根を登ります。徐々に斜度が上がる尾根に息が上がります。


行者小屋から1時間20分、急登を終えると1つ目の岩壁に到着しました。ここからはロープを出して正面の岩を登っていきます。朝はうっすら雲がかかっていましたが、登るときには丁度良く晴れてきました。

冬用のグローブを付けてのクライミングは手が掛かりにくく少し怖かったです。グローブの厚みを活かして、拳を握ってクラックに突っ込んでバランスを保ちつつ、アイゼンの前爪を岩に引っ掛けながら慎重に登ります。
妻は全部登った後にこの取り付きの岩が核心と言っていました。


2ピッチ目をスタートする頃にはガスが上がってきました。1ピッチ目より優しい岩場を越えていきます。


岩壁を超えると現れるナイフリッジは、雪が少なくトレースもしっかり付いていたので歩きやすかったです。2ピッチ目はナイフリッジを超えた先で、支点構築の練習がてらピッケルでアンカーを作ってビレイ。雪に埋まっている灌木を掘り起こしてバックアップにしました。ここまで来ると山頂は目と鼻の先です。

10:30、阿弥陀岳山頂に到着しました。あいにくガスが上がってきてしまいましたが大満足。下山は一般ルートですが、急斜面が続くので気が抜けません。ひたすら下って行者小屋まで降りてきました。そのまま南沢で帰ってもよいのですが、下りは北沢ルートが楽チンで好きなので赤岳鉱泉に向かいました。

外国のツアーで賑わっている赤岳鉱泉で味噌ラーメンを頂きました。濃厚なスープが冷えた体に染み渡ります。しばし休憩した後に雪がしっかり積もって高速道路と化した北沢を下り下山しました。13時に赤岳鉱泉を出て、15時前には帰宅。茅野に移住してよかったとしみじみ感じます。

新年一発目の阿弥陀岳は岩稜や雪稜ありのバリエーション豊かなルートで大満足でした。今年の冬も色々と行きたいですね!
今年もEightdoorを宜しくお願いいたします!


