例年と比較して雪が多い今シーズン、皆様いかがお過ごしでしょうか。
大変だけど美しい雪山の魅力に取り憑かれている店主は、お店の定休日と天気予報をにらめっこしながら過ごす日々が続いております。笑
雪山に行く方、葉っぱが落ちてカラッとした低山を楽しむ方、冬の山の楽しみ方は人それぞれ。そんな皆様にオススメしたいアクティブインサレーションをご紹介します!
【雪山向け】 BRING | WUNDERWEAR HOODIE

メリノウールとポリエステルを70:30の割合で使用した、ベースレイヤーとバラクラバが一体になったフーディー。
特徴
- 抜群の伸縮性を誇るニットは着用時のストレスが少なく、袖をまくったり、フードやバラクラバの被り方のアレンジも自由自在。程よく通気もし、乾きやすさと保温性のバランスが良いです。
- ウールの配合率が高く、抜群の消臭性で泊まりを伴う山行でも数日着用していられます。
- 別途バラクラバやネックウォーマーが必要なく、首周りの渋滞が起きにくく快適です。
店主の使い方
ニットなので程よく風が抜け、運動量が多いシーンでも暑くなりすぎません。寒がりで比較的汗をかかない店主は、インナーに普通〜厚手のベースレイヤーを着て、その上からこのフーディーをミドルレイヤーとして着用しています。
ハイクアップ時は単体で着用し、ウィンドシェルや山と道のULシャツなど薄手のアウターを羽織って体温調整するのがおすすめ。
製品ページ
【オールマイティ】 STATIC | ADRIFT HALF ZIP HOODY

Octa®CPCP®を1枚地で仕立てたアクティブインサレーション。
特長
- 一般的に薄手と言われる300g前後のフリースと比べ、Mサイズで150gと圧倒的に軽く、重量に対する保温性に優れています。
- ADRIFTシリーズの使い勝手の良い点は、メッシュ構造による”抜け”の良さにあります。樹林帯のハイクアップ時は通気性の良いアウターとして、稜線上ではシェルの中の保温着として一日を通して着用していられます。様々なシーンで体を適温に保ち、ウエアの着脱の回数が圧倒的に減ります。
- 胸にあるジップは深めに設計してあり、より体温調整や着脱がしやすいです。
- 汗をかいてもすぐ乾き、体をドライに保ちます。
- メッシュ生地のため枝などの引っ掛けには注意が必要です。
店主の使い方
冬の八ヶ岳などの−10℃を下回るような山では厚手のベースレイヤーと組み合わせて、ミドルレイヤーとして着用。風が吹く硫黄岳や赤岳の稜線上ではハードシェルを上から羽織って保温。
秋から冬の低山では薄〜中厚手のベースレイヤーと組み合わせ、ミドルレイヤーとして着用。休憩時はウィンドシェルを羽織って保温モードに。運動量が多い場合は休憩時の保温着としてバックパックに忍ばせておくこともあります。
また夏山は就寝時の保温着として携行するなど、年中使っているアイテムです。
製品ページ
STATIC | ADRIFT HALF ZIP HOODY
【オールマイティ】 STATIC | ADRIFT VEST

Octa®CPCP®を使用した軽量なベスト。
特長
- 手のひらに収まるほど小さくコンパクト(Mサイズでなんと83g!)、メッシュ地のため軽量・高通気、それでいて高い保温力を誇ります。
- 汗をかいてもすぐ乾き、体をドライに保ちます。
- ベストタイプのため脇からしっかりと換気し、暑がりな方、汗をかきやすい方も適温を保ちやすいです。
店主の使い方
秋口のハイキングや、運動量の多いアクティビティではベースレイヤーの上に常に着用しっぱなし。ファストハイクのような長時間歩き続ける場合に着用することが多いです。
少し保温性をプラスしたい、という時に着膨れしにくく重宝します。
暑がりな方はこのベストで雪山ハイキングもおすすめです。
製品ページ
【オールマイティ】 山と道 | Active Pullover

ベースレイヤーとしても使える軽量かつ通気と保温のバランスの取れたアクティブインサレーション。
特徴
- プリマロフト・アクティブ(100g/㎡)を使用し、汗を素早く拡散しつつ、保温します。
- 保水しづらい生地のため、雨天の行動時も安心して使えます。
- 起毛生地のため、肌の上から直接着てもベタつかず快適です。
- 胸元に深めのジッパーがあり、しっかり換気をすることでヒートアップを防げます。
- ハイネック型で首元がかさばりづらく、レイヤリングがしやすいです。
店主の使い方
春先や秋の肌寒い時期、冬の低山ではベースレイヤーとして。1月〜2月の寒さが厳しい雪山ではミドルレイヤーとして使用します。風があるシーンでは上にウインドシェルを羽織るとちょうどよいです。
とにかく軽く、濡れに強いので、数日間のハイキングの予備行動保温着として携行しやすい点も◎。
ベースレイヤー兼ミドルレイヤーとして幅広い温度帯で使えるので、気温が読めない時にもレイヤリングを調整できるメリットがあります。
【ゆったりハイキング向け】 RIDGE MOUNTAIN GEAR | Alpha Booster Vest

「きちんと温かい」を目指して設計された、寒がりさんでも快適に冬のハイキングを楽しんでもらうために作られたベスト。
特徴
- 厚手のAlpha® Direct(136g/㎡)を使用し、体の芯はしっかり保温しながら、ベスト型と生地の透湿性により、程よく蒸れを逃がします。
- 肩は幅広く、フロントには大きめのハンドウォーマーがあり、温めたいところをしっかり温めます。
- シンプルなボックス型で、トレイルシャツとの相性が抜群です。
店主の使い方
前述のアイテムたちよりも生地自体に保温力があるので、秋や春などの肌寒い時期の北八ヶ岳のハイキングや冬の低山ハイキングをゆっくりと楽しみたいときに重宝します。グリーンシーズンの保温着として携行するのもいいです。
基本的にはベストの上からシャツを羽織ると丁度よいです。暑く感じるときはシャツを脱いで温度調節をします。
製品ページ
RIDGE MOUNTAIN GEAR | Alpha Booster Vest
【ゆったりハイキング向け】 STATIC | ROAR CREW

Octa®×ウールの組み合わせにより誕生した唯一無二の糸、「AYUKAN」を使用した新たなウェア。
特長
- アクティブに使えるニット。
- 軽くてストレッチが効き、柔らかな着心地。比較的通気するのでハイキング中でも蒸れずに程よく保温してくれます。
- ウールによる柔らかい肌触りと消臭性があります。
店主の使い方
主に秋冬の低山ハイキングにてミドルレイヤーとして着用します。ウール配合なので数日間にわたるグリーンシーズンの縦走時の就寝用保温着として携行もします。
とても柔らかくふわっと包まれるニットが気持ちよく、日常でもほぼ毎日のように着用しています。
製品ページ
【番外編】 山と道 | All-weather Alpha Jacket

防風・耐雪性能をもつ画期的なアクティブインサレーション。
特徴
- 表地には透湿防水素材のなかで圧倒的な通気性を持つパーテックス・シールドエア、裏地には高い保温性と通気性を持つポーラテック・アルファダイレクトを組み合わせています。これまでのハードシェルにはない通気性と保温性を両立した真冬の全天候型行動着です。宿営時や停滞時でも快適に着続けることができます。
- 行動を邪魔しない立体裁断がなされており、着用時のごわつきを感じません。
- ヘルメット対応の大型フードは、フロントジッパーを一番上まで引き上げると口元までしっかり覆うことができ、ヘルメットを被らないときはコードでしっかりと引き絞ることができます。
- 脇下のピットジップにより素早く換気ができます。
店主の使い方
厳冬期の北八ヶ岳や上越方面など、雪が深くハイクアップ時にヒートアップしやすい場面での着用がメインです。特にフード周りの作りが良く、コードをしっかり絞るとバタつかず頭の動きに追従するため、吹雪の中でのストレスを軽減してくれます。
【番外編】【雪山向け】 STATIC | AROUSAL L/S SHIRTS

Octa®×ウールの組み合わせにより誕生した唯一無二の糸、「AYUKAN」を使用した新たな保温性重視のベースレイヤー。
特徴
- Octa®の高い保温性とウールの汗冷えのしにくさ、消臭性のいいとこ取り。
- スウェットのような厚手のパイル地にすることにより、しっかりと空気を含み保温しつつ、肌面のベタつきを抑えます。
- 透け感が無いので、シンプルにベースレイヤー単体で行動したい方にもおすすめ。
店主の使い方
なんやかんやシンプルな厚手のベースレイヤーが勝手が良いこともあります。このAROUSAL L/S SHIRTSはベースレイヤー一枚でも下着感がなく、いろんなシーンで使いやすいです。
秋冬の低山ではこれ一枚で着用し、冬の八ヶ岳や北アルプスなどコンディションが厳しい雪山では、冒頭紹介したBRINGのWUNDERWEAR HOODIEを上に着用します。ベースレイヤーの中でも厚手で保温性が高いため、寒がりな方におすすめです。
◯製品ページ
さて、いくつかのシチュエーションに分けてご紹介いたしましたアクティブインサレーション。
ここ数年で主流になりつつあり、もちろん冬山でも出番が多いアイテムです。
「どんな山でおすすめ?」
「自分にあうレイヤリングは?」
などなど、疑問や相談がある方は、ぜひ店頭やオンラインストアお問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください!