【イベントレポート】Coffee Hiking vol.1 開催しました!

イベント

Eightdoor初のイベント、Coffee Hikingを3/24に開催しました!
そのイベントの様子をレポートします!

—-はじめに—-
Coffee Hikingは、気軽に登れる山でコーヒーを飲みながら山の話や道具の話など、ざっくばらんにお話しましょうという会。
今回は茅野駅から歩いて行ける永明寺山で、お茶しながらテント泊装備のパッキングをテーマにいろいろとお話しました。

Written by Shunpei


イベント前日は、3月後半にもかかわらずまとまった降雪でした。この時期に降る雪はこのあたりでは「上雪」とよばれています。由来は「京都から降る雪」からきているそう。
午後に登山道の下見に行ったところ樹林帯はさほど積もっておらず、これから気温が上がって溶けそうであったため催行を決定しました。

当日は朝8時に茅野駅に集合。

初開催のイベントに我々はどこか緊張気味。朝起きてからずっと「この流れでいこう」と二人でシミュレーションを繰り返し、駅前でもそんな話をしていたら、参加者の皆さんがいらっしゃいました。実際に顔をあわせてみたら、前夜からの緊張もほぐれ、自然と笑顔になっていました。
互いに軽く挨拶と自己紹介をして駅を出発。

皆さん初対面でしたが、歩きはじめてすぐに共通の話題で盛り上がり、わいわい賑やかになってすこし安心。体を温めつつ茅野の街を歩きます。
街なかでは地区の活動に参加されている住民の皆さんが。朝からすごいな〜なんて思いながら、活動されている横を「おはようございます」と挨拶すると、住民の皆さんからも「ハイキングクラブかい?どちらまで?」なんて返事があって、ちょっとした交流が生まれるのも楽しいです。

さて、今日目指す永明寺山は雲の中。遠くに見える八ヶ岳は雲が無いのに・・・眺望は期待できなさそうですね〜なんてぼやきつつ登山口に到着しました。

墓地の横の道を上ると体がすっかりホカホカに。レイヤリングを整えていざ霧が立ち込める山の中へ向かいます。
前日に降った雪は溶け始めていて、ところどころ滑りやすい箇所に気をつけながら、緩い坂道を歩きます。

行きたい山の話や日常の話など雑談をしているうちにあっという間に山頂に到着。

期待していなかった眺望は見事に開け、茅野の街は雲海に。皆さん永明寺山は初めてだったようで「わ〜こんな景色が広がっているんだ・・・!」とひと盛り上がり。
我々もこれだけ霧が広がった光景は初めてで、幻想的な景色をみなさんと一緒に見ることができました。
我々は気軽に登れる永明寺山からの景色が大好きなので、その景色を皆さんにも見てもらうことができて、ほっと一安心。笑

八ヶ岳や車山、富士山、甲斐駒ヶ岳、北アルプスの山々など見える山の展望をご説明しながらコーヒーを準備しました。

お茶を片手に普段使用している山道具の紹介。特にエマージェンシーキットの中身は人それぞれ工夫があり面白いです。

山頂で山の紹介をしている合間、妻がエアロプレスでコーヒーを一杯ずつご用意。コーヒー豆は普段お店で使っているエチオピアをチョイス。
お店ではハンドドリップでコーヒーをご用意していますが、山の上ということもあり、サクッとだせるエアロプレスで、普段とはすこし違う味わいを感じてもらいました。

コーヒーをお楽しみいただきながら、店主の装備を広げてご紹介しました。
この日は春・秋の2000m峰テント泊を想定した装備を持っていきました。エマージェンシーキットやクッカー、スリーピングシステムなど、一点ずつ取り出しながら、軽量化の工夫も交えつつご説明。

参加者の中には、「家ではキレイにパッキングできるが、現地で撤収の際に再現するのが難しい」というお悩みをお持ちの方がおられ、再現しやすく素早くパッキングができる方法を実演しました。

予定よりも少し早めに登頂したため、のんびりとコーヒーを楽しみながら約1時間山道具のお話をしました。

下山時には朝積もっていた雪もかなり溶けて、地元の方も登りにきていました。どうやら毎週日曜の朝に集まって永明寺山に来られているそう。我々もああやっていつまでも山を歩けたらいいなあ。

雪がなく登山道のコンディションがもっと良ければ店主オススメの尾根を歩きたかったところですが、それはまた次の機会に。

11時半ごろ予定どおり駅にて解散しました。
登山に興味があったので良い機会になった、登山始めます!と言っていただいたり、気になっていたパッキングの話が聞けて良かった!などありがたいお声をいただきました!

イベントはこれからも継続して開催する予定です。今回はテント泊装備のパッキング紹介をしましたが、毎回何かしらのテーマを設けて、堅苦しくなくワイワイと楽しみながらイベントを開催したい思っています。

山登りに興味がある・装備の話が聞きたい・誰かと一緒に登りたい
一つでも当てはまった方、ぜひCoffee Hikingにてお待ちしております!!

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